学びをひっくり返せ! 『キャリア教育 フォー ビギナーズ』#11

Flipping-the-Curriculum キャリア教育のお勉強

引き続き 藤田晃之 著『キャリア教育 フォー ビギナーズ』を読んでの学び #11

Flippipng the Curriculum

CCR(Center for Curriculum Redesign)が2017年に公開したのが上の図

タイトルは「Flippipng the Curriculum」
カリキュラムをひっくり返せ

土台になる情報を手に入れ
その情報を元に、知識を理解し
そして、それを活用していく

これまでの学習スタイルが 左側の図
図が示すように、
より多くのこと覚えて、そこから知識を得ていく
ことが、大事とされていた

しかし
「より多くの情報・データを集めること」
「そこから法則(知識)を見つけ出すこと」
は、コンピュータ・AIが得意とする分野である

もはや
その部分は、コンピュータに任せてしまって
それを いかに活用して社会を良くする・人生を良くするか
ということに、人間は重きをおくようになっていく

右側の図のような考え方が、大事になってくる

僕自信も、そう変わっていった

自分自身を振り返っても
まさに、この図のような 考え方の転換を経験してきた

僕は、中学生の頃は、とにかく覚えることが得意だった
暗記で点数がとれるテストは、ほぼ満点だった

一方で、考えなければ解けない問題は、全くダメだった

国語の問題が、理解できなかった
数学の計算が、全く分からなかった

まさに、左の図の様に
情報を溜め込むことに時間を費やし、努力をして
そこで点数を取って評価されてきた

でも
大人になり、プログラマーという職業柄もあってか
覚えるより、検索したほうが早いな」と思うようになった

そして、だんたんと 覚えることに力を入れなくなった

それよりも、検索で調べた情報を使って
どう考えるか、どうプログラミングをするか

または、お客さんとの話のなかで、いかに情報を引き出して
そこから、お客さんにとって役に立つものを どう作り上げていくか

キャリア教育の授業をするときは
生徒達の反応をみて、何を伝えるか・どう伝えるかを変えながら
授業を行っていく

そんな風に、考えること・組み立てることに意識・時間を使うようになっていった

まさに、右側の図のように変わっていたのだ

もちろん、土台としての 情報・知識は、おろそかにはしない
だけど、覚えることよりも、それを活用していくことを大切にしたい

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